山々に囲まれ、遅い春を迎えた会津は、ゴールデンウィークが始まると
山菜の季節となってきます。
悠ゆ亭では、この時期天然の山菜を天ぷらと山菜汁にしてお客様にお出ししています。
上の写真は今日の天ぷらの種です。
最近はタラの芽、ウド、コゴミなどは栽培物が多く出回っていますが、
アクと香りは強くても天然物の味わいには敵いません。
こちらはヤマウド。芽は天ぷらにして、茎は山菜汁にします。
山菜の女王と言われるコシアブラです。タラの芽と同じウコギ科です。
昔、塗料用の樹脂を絞っていたためにコシアブラと言われています。
こちらは山菜の王様と言われるタラの芽です。ウコギ科のタラノキの新芽です。
こちらはコゴミ、クサソテツの新芽になります。
芽が出た様が人が屈んでいるように見えるからコゴミ(屈)と呼ばれているそうです。
シドケです。正式名はモミジカサで、キク科の多年草です。
モミジのような葉で傘のように開くためにモミジカサと言われていますが、
東北ではシドケ、シドキです。
天ぷら、お浸しで食しますが、シドケご飯も最高です。
会津の山々は、これらの山菜が芽吹き白から黄緑の柔らかで美味しそうな色に変わってきました。
今日の磐梯山です。