南会津町の高清水自然公園もヒメサユリ群生地です。
喜多方のヒメサユリより、約1週間ほど遅く開花します。
ヒメサユリはオトメユリとも呼ばれるていますが、
宮城県南部及び新潟県、福島県、山形県が県境を接する飯豊連峰、
吾妻山、守門岳周辺などの限られた地域だけ
自生するユリ科の多年草です。
南郷群生地は標高が900メートル近くの斜面にあり、
雪も深いために開花が遅れます。
高原の群生地であるために、「天空のひめさゆり」がキャッチコピーです。
この地域は以前南郷村であり、合併によって南会津になりました。
そのために南郷ひめさゆり祭りとして開催されます。
期間は、6月18日~7月3日までですが、
今年の冬は例年になく雪が多く、
雪解けが遅かったために開花も遅くなっているようです。
6月25日あたりが例年の見頃ですが、
今年は月末あたりがピークになるようです。
まだまだ蕾の花も多くありました。
南会津町のヒメサユリは、喜多方のヒメサユリより総じて背が低いそうです。
標高が高く、喜多方の群生地より雪深いためだそうです。
より可愛く、ヒメサユリ(おとめゆり)らしい風情です。
ヒメサユリ(姫小百合)は、ユリ科ユリ属の貴重な山野草で、
新潟、福島、山形、宮城の県境の山間地の限られた地域に自生しています。...
南会津町南郷のヒメサユリ群生地は、悠ゆ亭から3時間位かかり、
とっても遠いですが、その可憐な姿は一見の価値があります。