悠ゆ亭の駐車場の隅で見つけた黄色が鮮やかな野花です。スミレやたんぽぽに先駆けて咲いています。
時たま見かける花なのですが、一体何の花なのでしょうか?
早速グーグル画像検索してみたら、これが悩ましい!!
リュウキンカ(立金花)とヒメリュウキンカ(姫立金花)の2つの似たような花が浮かび上がってきました。
画像だけでは区別が付きません!!
リュウキンカとヒメリュウキンカは非常に似たような花ですが、姫立金花は外来種であり、そもそも分類が違っています。立金花の小型版が姫立金花ではないのです。リュウキンカはキンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。ヒメリュウキンカ(姫立金花)はキンポウゲ科キンポウゲ属とされています。でもやはりそれだけでは区別するが難しい!
じつは立金花と姫立金花は生態がかなり違っています。リュウキンカは水辺や湿地などに生え、ミズバショウと同じようなところに生育しています。いわば湿地性植物なのです。
(リュウキンカ)
一方ヒメリュウキンカは、湿気の多い林や川沿いの草原、普通の野原、畑など、広くどこでも生育できます。
そしてもう一つの大きな違いは開花時期です。リュウキンカは、冬は地上部が枯れて冬越し、春に芽を出し、5〜7月に開花しますが、ヒメリュウキンカは秋から冬に芽を出し、早春に花をつけてます。
今回悠ゆ亭の駐車場の隅っこで咲いていた花は、駐車場が湿地ではないこと、4月2日に花が開花していたことなどを鑑みると姫立金花と推定されます。
そもそもキンポウゲとはどんな花でしょうか?キンポウゲは別名ウマノアシゲタともいわれ30~60センチになる野山に普通に生えている多年草です。福寿草もキンポウゲのお仲間だそうです。

キンポウゲ