5月、桜の花が終わると、猪苗代は様々な樹木の花が咲き乱れます。
冬の間、白一色だった悠ゆ亭の庭も色鮮やかな花たちの季節となります。
上はハナカイドウ、淡紅色の花を咲かせるとてもきれいな花木です。
ハナズオウは、葉が出る前に、赤みを帯びた紫色の小さな花を密集して枝につけます。
ヤマブキは、鮮やかな黄色の山吹色の花を咲かせますが、白いヤマブキもあります。
コデマリはまだ咲き始めたばかりです。
これからが本番です。
そして満開になりました。
モクレンは、強烈な紫色の花びらが特徴です。
ドウダンツツジは、こっそりとひたむきに咲いてくれますが、
悠ゆ亭の庭には合わないようで、いくつかの木が枯れてしまいました。
こちらは山によく咲いているレンゲツツジですが、今年に庭に植えました。
悠ゆ亭の庭の土に合えばいいのですが。
ユキヤナギは、沢山の花をつけますが、あまり目立ちません。
今日、満開を迎えたタニウツギです。
ナナカマドの花も咲きました。
秋にあれ程の赤色になるナナカマドですが、
春に咲くお花はとっても地味で控えめです。
磐梯山山麓猪苗代は、5月の連休が終わった10日ころから6月の初めまで、
新緑の瑞々しさと花木の彩りで一年でもっとも美しい季節かもしれません。
観光の人達も少なく、自然をじっくりと独り占めで楽しめます。