ヒメサユリ(姫小百合)は、ユリ科ユリ属の貴重な山野草で、
新潟、福島、山形、宮城の県境の山間地の限られた地域に自生しています。
絶滅危惧種でもあります。
5月~7月に花をつけ、別名オトメユリ(乙女ユリ)、コマユリ、
アイズユリ、ハルユリ、サユリ、アカヤマユリ、
カッチキユリ、サツキユリなどとも呼ばれています。
名前の如くまるで恥じらい下を向きながら顔をピンクに染めている
乙女の様のようです。
喜多方のヒメサユリの群生地(ひめゆりの丘)を
昨日、6月9日に訪ねてきました。
ちょうど満開時期で、久しぶりの青空にその可憐さが際立っていました。
喜多方のひめゆり群生地は、小山の急斜面となっています。
薄紅色のヒメサユリが、約33万本自生しているそうです。
喜多方のヒメサユリは6月15日くらいまでが見頃です。
ヒメサユリの丘からは、会津盆地と磐梯山の裾野が一望できます。
訪れた昨日は平日の午前中ということもあり、訪れている人は自分を含めてシニア層ばかりです。
妻を含めて可憐な乙女は皆無でした。
その分、ヒメサユリの初々しさを際立たせていました。
喜多方のひめさゆり群生地
住所:喜多方市熱塩加納町宮川字東舘山2番地3
悠ゆ亭からは車で約45分くらいです。